秋の味覚!!絶品カマスの塩焼きの作り方(さばき方)!!
今回は秋に旬を迎えたカマスの塩焼きを作っていきます。スーパーで売られているものですでに内臓は取り除かれていますが、完全に処理ができていたわけでもないので、下処理の方法もお伝えしたいと思います。
秋刀魚より早く秋の訪れを告げるのがカマスである。『秋茄子は嫁に食わすな』と同様に、『秋カマスは嫁に食わすな』という諺もあるほど、秋になると脂が乗って白身の上品な味になる。
だそうです。私的にはサンマほど油っこい感じではなく、上品な油感ですので、塩焼きとしては非常に美味しい魚だと思います。
本日の食材
本日の食材のご紹介です。
- カマス・・1匹
- 塩・・適量(やや多め)
調理
今回はすでに内臓を出されているカマスを使います。カマスは少し匂いのある魚だからでしょうか。スーパーの気遣いですね。目がキラキラしていて新鮮なのがわかりますね。魚の鮮度はこの目のキラキラとエラの色で判断できます。鮮度の悪い魚は目が白く濁っていて、エラの色が鮮やかではないです。また、別途記事にしていこうと思います。
鱗を落としていきます。鱗も概ね落とされている感じですが、若干残っていました。特にこの写真で見えている両側面ではなく、背びれ胸びれのある付近にごっそり鱗が残っていました。このあたりはなんとなくで処理していると落とすのを忘れがちです。大量の魚をさばくスーパーの鮮魚コーナーの方もあまりの忙しさにそこまできっちりと処理はしなかったようです。
鱗を落とす際は魚をさばいたことのない方は包丁の背でやろうとしますが、背では鱗は落ちないので、包丁の腹でゴシゴシしごいてあげてください。
次にお腹の中を洗っていきます。上の画像の魚のお尻のところに若干見えていますが、内臓が少し残っていたのと、背骨の周りに血合いという血の塊があるんですが、これを取り除きます。流水で流しながら、背骨の周りをゴシゴシしてみてください。血が出てきます。
カマスが気持ちよさそうにシャワーを浴びている絵です。
このようにお腹の中がきれいになりましたら、OKです。ほんとうに綺麗ですね。
そうしましたら、塩をふっていきます。
塩焼きの際の塩はちょっと多すぎるかな??ぐらいの多めでいいです。イメージとしては塩を振った後、魚の表面をなでるとざらッとするぐらいの感じ。伝わりますでしょうか。
そして、魚焼きグリルなり、オーブンなり、フライパンなり各々の方法で塩焼きにしてあげてください。個人的にお勧めなのはこのくっつかないホイルというものが世の中にありますので、これをフライパンの上に敷いて、その上に魚を置いてやってあげるのが良いです。絶対にひっつきませんし、失敗しないです。
今回は、ヘルシオの調理メニュー「サンマの塩焼き」をセッティングして焼きました。
完成
完成しました!!おいしそうに焼けています。魚焼きグリルだとヒレの部分は黒焦げになってしまったりしがちですが、さすがヘルシオ。上手に焼けていますねえ。
大根おろしを添えて、レモンを絞っていただきます!
超うまいですね。身もホックホクで、適度に油も乗っていてもしかしたら、魚の塩焼きとしては一番好きかもしれないです。以前遠州灘でけっこう大きいカマスが釣れて、こんなおいしい魚だとは知らなかったので逃がしてしまったことがありましたが、持って帰ってくれば良かったと思いました。
最後に
今回は秋が旬のカマスを塩焼きにして食べてみました。サンマほどメジャーなお魚ではないですが、私はサンマよりもこっちのほうが好きかもしれません。お酒のつまみにもご飯のお供にも最適です。試してみてください。