魚が良く釣れる潮周り、時間帯はあるのか?解説していきます。
こんにちは。
今日は釣り歴5年の私が、今まで行ってきた釣りを通して感じた、魚が良く釣れる潮周りや時間帯はあるのか?解説していきます。
潮周りについて
潮周りが良いといわれる順番で大潮、中潮、小潮、長潮、若潮というものがあります。大潮であれば一日を通して満潮、干潮の潮位の差が大きく潮が動いている、若潮であれば満潮と干潮の差が小さく潮があまり動かないということになります。
下の図のようなイメージです。大潮の満潮と干潮は⇔で示した潮位差が大きいですが、若潮の潮位差は少ないです。
一般的に潮位差がある大潮のほうが釣れると言われています。ちなみに潮周りは月の引力に影響を受けていて引力が強い満月の時が大潮になります。
何故大潮は釣れるのか?
海底には海洋プランクトンという小魚が捕食する餌がたまっています。大潮の時は潮がよく動くので、みずの流れに乗じてプランクトンも海中に巻き上がります。すると魚は餌を見つけやすくなり、捕食行動が活発になるということです。そこに釣り針にかけた餌を垂らしてあげれば食欲旺盛な魚たちが多い大潮の時は魚が良く釣れるという理論です。
私の経験だと正直潮周りはそんなに気にしなくていい
前述のように大潮が一番釣れるというのが一般的ですが、正直私はあまり気にしていません。なぜならば5年も釣りをしていて、大潮でもボウズだった時もあれば小潮でもシーバスが釣れた。みたいなことはあったからです。若潮長潮ぐらいは本当に潮が動かないので、行ったことはありません。小潮ぐらいまでは普通に魚は釣れますので、釣りに行くべきだと思います。社会人で休みが土日しかないのに大潮しか釣りに行かないとなると年間指折り数える程度しか行けません。
潮周りなんか気にせず手数を打っていったほうが釣果は上がりますし、スキルも磨かれます。
魚が釣れる時間帯について
魚が釣れる時間帯で朝マヅメ、夕マヅメという言葉があります。朝マヅメは太陽が出てくるド早朝の時間のことを言います。夕マヅメは太陽が沈む夕方を指します。一般論ではこのマヅメの時間帯がよく魚が釣れるといわれています。
私もこの意見には激しく同意です。日中釣りをしていても全くあたりすらなかったのが、夕方になって急に釣れだした。ということは非常に多いです。明確に違いがあります。
時間帯については気にしたほうがいいです。あと満潮時刻や干潮時刻が日の出、日没と重なる時間帯はすごくいいと思います。狙っていってみてください。
ただ、一日の中の時間帯に応じて釣れる魚の種類は変わってくることもありますので、それについて下記に書いています。
朝によく釣れる魚
やっぱり、アジやイワシなどの小型回遊魚は朝によく釣れます。こと愛知県においては朝ぐらいしか釣れないんじゃないかな。という感覚です。
また、ヒラメも朝の時間帯がいいです。朝しか釣れません。
ヒラメはアジやイワシを捕食するので、アジやイワシの活動が活発になればヒラメも釣れるということなのかもしれません。
昼でも十分狙える魚
キス、ハゼ、マゴチなどは昼でも十分よく釣れます。特にマゴチに関しては私は日中しか釣ったことがありません。私にとってマゴチは真夏の暑い日差しが照り付ける中で釣るイメージです。暑い日差しが照っている夏に旬を迎えるのでその時期のマゴチは照りゴチとかって言われています。
マゴチに関してもキスやハゼを捕食しています。キスやハゼも日中に良く釣れるということはマゴチも同様なのだと思います。
夜に良く釣れる魚
やっぱりカサゴやメバルなどの根魚は夜に良く釣れると思います。理由はカサゴやメバルなどの根魚は日中はテトラポットの隙間などに身を隠して息をひそめています。警戒心が強いのでしょうか。その割にはよく釣れますが。これらの魚は夜になるとテトラから抜け出してきて捕食活動をし始めます。特にメバルに関しては本当に水面から1m以内を泳いでいることが多いです。夜にメバルを釣りたいときは表層を狙うといいです。
また、アナゴも夜は良く釣れます。というか夜しか釣れません。
この考察を書いて思ったのは根に身を隠す系の魚は夜になると活動が活発になるということですかね。
まとめ
個人的な主観ですが、私の経験上は潮周りはそこまで気にする必要はないと思っています。特に初心者の方は気にしがちですが、初心者の方ほど気にする必要はないと思います。それよりも手数を増やしていったほうがいいと思います。
ただ、時間帯に関してはやっぱり朝夕のマヅメ時はチャンスが多いと私自身の肌感覚で感じているので、その時間帯については狙ってみることをお勧めします。